GLM のインストール( + .Net で使う )

( 2014/10/01 )

■ GLM って?

GLM = OpenGL Mathematics の略で、数学や3D関連を扱うライブラリです。
そろそろ座標変換とか入れないとな…と思いつつ、1からやるの面倒なので導入してみました。


■ 環境

導入した時の環境。


■ 導入手順

OpenGL Mathematics
http://glm.g-truc.net/

サイト左側の Download をクリック。

 
飛び先のリストから最新のものをダウンロード・解凍します。
これを書いてる時点では、glm-0.9.5.4.zip が最新です。

 
解凍した中身から、glm フォルダ をまるごと VisualStudio の参照パスにコピー。
ヘッダのみのライブラリなので、後はインクルードするだけで使えます。

glm フォルダ
 → C:/Program Files (x86)/Windows Kits/8.0/Include/um/

 

※ 注意。

.Net で使う場合、マネージ混合だと SIMD サポート部分のコードがコンパイル通らなかったので、
ヘッダをインクルードする前に GLM_FORCE_PURE を定義してこれらを無効にしないといけないようです。

#define GLM_FORCE_PURE	// ← これがないと混合型でコンパイルエラー

#include <glm/glm.hpp>				// 基本ヘッダ
#include <glm/gtc/matrix_transform.hpp>		// + gtc/matrix_transform
#include <glm/gtx/quaternion.hpp>		// + gtx/quatenion

//#include <glm/ext.hpp>			// ※ 拡張ヘッダ全部

 
glm.hpp が基本ヘッダですが、拡張ヘッダが色々あって必要なものを追加インクルードする感じ。

慣れるまで何をインクルードすればいいか分かりにくいですが、ext.hpp で拡張ヘッダを全部まとめてインクルードできます。
色々試すにも便利ですが、コンパイル時間が増えるので推奨されていません。
最終的には必要なものだけ個別にインクルードする方が良いでしょう。


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